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赤穂市にカルデラ。 日本人に大きな被害を与えたカルデラ噴火について調べてみた

   


■赤穂市は恐竜時代のカルデラの中にできた町だったことが判明

兵庫県赤穂市を中心とした相生市や岡山県備前市の一帯で、約8200万年前の地層にカルデラの痕跡が発見されました。

←カルデラに赤穂市がすっぽりと納まってる

白亜紀の巨大カルデラ(コールドロン)を発見し、「赤穂コールドロン」と命名

今回確認された赤穂市付近の白亜紀のカルデラ(コールドロン)は、現在は浸食によりカルデラ地形は失われて火山体の地下構造が露出しているが、カルデラ(コールドロン)としては国内でも有数の大きさであり、「赤穂コールドロン」と命名されました。

■白亜紀

白亜紀とは今から1億4550万年前から6550万年前までの8000万年の期間を指し、最も多くの種類の恐竜が繁栄した時代だと考えられており、恐竜が生存していた最後の時代でもあります。

■日本人に被害を与えたカルデラ噴火

日本列島では数千年に1回,全地球では数百年に1回の頻度で,文明を滅ぼすようなカルデラ破局噴火が起こる.

いまから7300年前に九州・屋久島近くの海中で起こったアカホヤ噴火は,南九州の縄文文化に深刻な打撃を与えた.

アカホヤの地層の下から縄文時代の大集落が発見されて、縄文文化再評価のひとつとなった。
その集落は舟作の工具(世界最古)や燻製施設と大量の炉、独自の貝殼紋の土器などをともなっていた。この高度な海洋民族を思わせる縄文人を全滅させたことがわかる。

活火山のない四国も厚い火山灰で覆われ、南九州から四国にかけて生活していた縄文人は死滅するか、食料を求めて火山灰のない地域に移動し、1,000年近く無人の地となったようです。

■カルデラ噴火が起こる可能性は?

日本列島で今後100年間に巨大カルデラ噴火が起こる確率は約1%です。この確率は、兵庫県南部地震 (阪神・淡路大震災) 発生前日における30年発生確率と同程度です。すなわち、いつこのような巨大噴火が起こっても不思議ではないと認識すべきです。

これまで平均6,000年間隔で起こっていたカルデラ噴火が、最近7,300年間は発生していません。

■火山の噴火予知はどこまでできるのか?

有珠山で予知ができた理由

一つは、有珠山は噴火の特徴がわかっていたことです。有珠山は350年ほど前からの噴火の記録があり、明治以降30年から50年の間隔で4回噴火しています。近代の科学で観測データが蓄積されていました。

2つめは、有珠山の麓には北海道大学の研究所があり、有珠山のホームドクターといわれた当時の岡田弘教授や宇井忠英教授がいたことです。2人が中心になって気象庁や全国の火山の研究者と連絡をとり、観測された地震などの現象が噴火前のどの段階なのかを判断し、近く噴火が起きそうだと予測しました。

さらに有珠山では、周辺の自治体や住民が連携して避難の体制を作っていました。予知された情報を防災に生かすことができるようになっていたのです。全国に先駆けて麓の自治体などが集まって協議会を設置し、勉強会を開いたり、避難訓練を繰り返し、地元住民だけでなく、観光客向けの防災マップも作っていました。

求められる火山防災対策

大学の独立行政法人化や最近の短絡的な費用対効果の議論の中で縮小されてきた火山の監視体制を強化することです。

日本には110の活火山があります。このうち気象庁が24時間体制で監視しているのは47の常時観測火山の他は、最近活動傾向がみられる八甲田山と立山の弥陀ヶ原の2カ所です。

2014年11月28日 (金)時点

■活火山の火山活動を監視状況(2016/8/8)

110の活火山のうち、「火山防災のために監視・観測体制の充実等が必要な火山」として火山噴火予知連絡会によって選定された50火山については、噴火の前兆を捉えて噴火警報等を適確に発表するために、地震計、傾斜計、空振計、GNSS観測装置、遠望カメラ等の火山観測施設を整備し、関係機関(大学等研究機関や自治体・防災機関等)からのデータ提供も受け、火山活動を24時間体制で常時観測・監視しています。

「火山監視・警報センターにおいて火山活動を24時間体制で監視している火山(常時観測火山)」

「御嶽山の噴火災害を踏まえた活火山の観測体制の強化に関する緊急提言」により、3火山が追加

でも全ての活火山が監視されていない

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